今回は「いないいないばあ」の絵本を紹介します。
今回の絵本選びのポイントは
・簡単な言葉で書かれていること
・シンプルではっきりした絵であること
・「ばあ!」でページをめくりたくなること
です。
1、絵本「いない いない ばあ」
この本の情報
作者 松谷みよ子さん 絵 瀬川康男さん
ページ数 19ページ
紙質 ハードカバーで中の紙質もしっかりしている
本の大きさ A4のノートより少し小さめの正方形
王道中の王道!キャラクターの愛くるしさ
こちらは、どの本屋さんでも置かれるくらい有名な絵本です。
初版が1967年。50年近くも多くの家庭で愛されています。
特徴はレトロで愛くるしいキャラクターたち。
とくにはじめに出てくる猫「にゃあにゃ」のぬいぐるみが本とセットになって販売されていることもあります。
コントラストがはっきりしているものの優しいタッチの絵でとても読みやすいです。
ストーリーは一人一人のキャラクターたちが「いないいない」と目を手で隠していて、ページをめくると「ばあ」といいながら手を広げています。ぱっと開かれた目がとてもかわいいですよ。
2、絵本「いないよ いないよ」
この本の情報
作者 あまんきみこさん 絵 上野紀子さん
ページ数 19ページ
紙質 ハードカバーで中の紙質もしっかりしている
本の大きさ おりがみくらいの正方形
柔らかい絵とあたたかくなるオチがいい。
教科書にものっている「ちいちゃんのかげおくり」の作者、あまんきみこさんと、「ねずみくんのチョッキ」で知られる上野紀子さんのコラボレーション。
「ねずみくん ねずみくん みいつけた」というやさしいリズムにのせて、木からねずみが「ちゅう」と出てきます。
木の後ろから体の一部がちょっとだけ出ているので、かくれんぼの要素もミックスされています。出てくるときは「ばあ」ではなく、「こん」や「ぴょん」など、それぞれの鳴き声や様子をあらわす音で出てくるのがこの本の特徴です。
最後はみんなで木の周りで輪になって、ぐるぐる回っているシーンになっています。
「みんな おおきくなあーれ」というラストが、読み手にも声をかけられているようで、本当に心があったかくなります。
「いないいないばあ」だけで終わらせない、あまんきみこさんならでは、ですね。
おまけエピソード
この本は、赤ちゃんよりもパパが大興奮!
「この絵!知ってる!ねずみくんのチョッキやん!」と、子どもの頃、大好きだったねずみくんシリーズを思い出していました。
3、絵本「めん めん ばあ」
この本の情報
作者 はせがわせつこさん 絵 やぎゅうげんいちろうさん
ページ数 20ページ
紙質 ハードカバーで中の紙質もしっかりしている
本の大きさ おりがみくらいの正方形
はっきりとした絵と描きたくなるキャラクターたち
この絵本は帽子をかぶった動物たちが「いないいない」のかわりに「めんめん」と言ってから、「ばあ」と帽子をはずす絵本です。
キャラクターはカエルや犬、猫やひよこなど。かわいらしい動物たちがたくさんいます。
シンプルではっきりとした絵なので、赤ちゃんが気に入ったら、大人が絵を描いてもいいかも!
4、絵本「いない いない ばあ あそび」
この本の情報
作者 きむらゆういちさん
ページ数 14ページ
紙質 ハードカバーで中の紙質もしっかりしている
本の大きさ A4のノートより少し小さめ
しかけ絵本で赤ちゃんと楽しく!
この絵本は、犬や猫、中には恐竜が「いない いない ばあ」をする絵本です。
手の部分だけめくれる、簡単なしかけ絵本。
赤ちゃんも、思わずめくりたくなっちゃいます。
最後にはママが「いないいないばあ」をしますが、あれ・・・?ママの姿が変わっちゃう・・・?
赤ちゃんと一緒に驚いたり笑ったりできる絵本です。
最後のママのページは目の部分に穴が開いているので、お面のようにママの目を当てても面白いと思います。
ちなみにうちはパパに読んでもらいましたが、「おー!すげー!」とパパも大興奮。
「ばあ」だけでなく「あれ?ママの顔が・・・!大変だ!」と赤ちゃんにしゃべっていました。
意外とパパはこういうタイプの絵本が好きなようです。