子育て

【子育て】夏休みの自主学習どうすればいい?

子どもたちの宿題に「自主学習」が出るようになりました。

この自主学習、テーマが自由なだけに、どのように進めばいいのか困っている人も多いのではないのでしょうか。

自主学習はコツさえつかめば、簡単にできますよ。

あずぽん
現役小学校教員が教えます!

 

この記事のテーマ

そもそも、どうして、学校は「自主学習」を出すの?

自主学習は、自分の調べたいことを調べよう。

・まずは子どもに聞いてみよう。
・「なんもない。」という子どもには、こちらから答えを出してしまおう。
・子どもの好きなことを深めよう。

 

そもそも、どうして、学校は「自主学習」を出すの?

自主学習って、最近宿題に出始めたけど、何でではじめたの?
まあ
あずぽん
それは、今の子どもたちにつけてほしい力が、昔と変わってきたからです!

もともと、ざっくり言うと「いかに知識があるか」「計算力、漢字などの力があるか」という考えが重視されていました。

けれど、今知識はAIがカバーできる時代。

そうです、人間の仕事がAIにとって代わる時代がもうやってくるのです。

だから今学校では、自分で考え問題を解決する力をつけてもらおうとしているのです。

なるほど。子どもたちは自分で考える力が必要になるんだね。
まあ
あずぽん
そのかたちの一つが自主学習という宿題なんです。
じゃあ自主学習ってどうやって取り組めばいいの?
まあ

自主学習は、自分の調べたいことを調べよう。

・まずは子どもに聞いてみよう。

基本は子どもが頑張ってみたいものを取り組めば大丈夫!

そのときに、余白が多すぎたり、雑になったりしないようにはしましょう。

子どもには、やっている途中で、「よくできてるね。せっかくだからここも付け足してごらん。」とプラスな声かけをしてください。

「もっと、こうすればいいのに。」だけはNG!

自主学習も慣れてこそ、なので、やりたいようにさせてあげてください。

「もっとこうしなさい。」というのは先生の仕事ですからね。

でも、こんなんで学校に出していいの?って思っちゃう…。
まあ
あずぽん
いいんです!むしろ子どもの実力がわかるので、先生としてもフォローのポイントが見えてきます!

では、子どもにやりたいことをどんどん聞いていきましょう!

例えば、

・1学期にならった漢字で文をつくる。

・かけ算の問題を解いてみる。

・四文字熟語を調べてみる。

・地図記号を全部書いてみる。

・都道府県と県庁所在地をまとめる。

・自分の住んでいる県について調べてみる。

・今までやった理科の実験で楽しかったものをまとめる。

(教科書のまとめのページをうつすのもあり!)

など、国語、算数、社会、理科の教科書をめくって見つけるのが、おすすめです。

・「なんにもない。」という子どもには、こちらから答えを出してしまおう。

とはいっても、「なんにもない。」「めんどくさい。」という子はいます。

その場合は、大人から提案しましょう。

その時のおすすめは、

小学2年生の算数!

どの学年であっても小学2年生の算数をすることがおすすめです。

2年生の算数には、

・掛け算

・くりあがりの足し算

・くりさがりの引き算

・時計(何分間をもとめる問題)

・cmなどのながさ

・リットルなどのかさ

・分数

など、算数の基本がすべて詰まっています。

問題集を取り組んで、ノートに貼って提出もいいですし、ネットにも問題集があるので、ぜひ活用してください。

おすすめサイト

ちびむすドリル

ぷりんとキッズ

です。

・子どもの好きなことを深めよう。

教科書の内容で学習しなきゃいけないの?
まあ
あずぽん
いいえ!そんなことはないですよ!

自分の好きなものを書いたっていいんです!

たとえば

自分の好きをふかめる自主学習

・電車の路線を書いて、駅名を漢字で書く。

・飛行機の種類をまとめる。

・好きな花と花言葉を書く。

・読んだ本で、心に残った文を抜き出して書く。

・好きなマンガのセリフと、好きな理由を書く。

・おうちの人と作った料理のレシピを書く。

・新聞やニュースから思ったことや考えたことを書く。

・つかまえた虫の絵をかいて、大きさや食べるものを書く。

・動物図鑑から調べたことを書く。

あずぽん
自主学習は、大人の手助けが必要です。ぜひ協力してあげてくださいね!

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