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【簿記2級】研究開発費はいつ使う?

簿記 イラスト
あずぽん
企業は研究活動や開発活動に係る費用を研究開発費にします。

 

この記事のテーマ

1.研究開発費とは?

2.開発費の会計処理はどうする?

 

1,研究開発費とは?

研究開発費とは研究と開発に対する費用のことを言います。

ここで簿記上の研究と開発の定義についておさえておきます。

ポイント

研究とは、

新しい知識の発見を目的とした計画的な調査や探究

開発とは、

新しい製品・サービス・生産についての計画や設計

既存の製品を著しく改良するための計画や設計として、研究の成果などを具体化すること

です。

どんなことが研究開発費に入るの?
まあ

研究開発に使われるのは、

研究開発目的のために使われたもの

・人件費

・原材料費

・固定資産の減価償却費

・間接費の配賦額   など

研究開発目的のみに使われる機械や特許権など

 

あずぽん
ソフトウェアの制作過程で発生する費用も研究開発活動に関係するなら研究開発費として勘定処理できます!

 

2,開発費の会計処理はどうする?

あずぽん
研究開発をしても、本当に利益を得ることができるのかわかりません。
まあ
たしかに・・・。確実に利益が得れるとは限らないもんね。

研究開発費は発生したときに費用として処理します。

発生時に費用として方法は一般管理費として計上します。

あずぽん
製造費用として処理することがありますが、原価性があまりないので、ふつうは一般管理費とします。

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