どんなに当座預金の管理を帳簿にしていても、実際の銀行の残高と合わないことがあります。
なので、定期的に銀行から当座預金残高証明書を取り寄せて、企業の帳簿が正しいかをチェックしなければいけません。
そのときに作成されるのが銀行勘定調整表です。
1,締め後入金(時間外預け入れ)
2、未取立小切手
3、未取付小切手
4、見渡小切手
5、振込・引落未通知
6、企業側の誤記帳
銀行勘定調整表の作成方法は3つ
・企業残高基準法
・銀行残高基準法
・両残高基準法
銀行残高との不一致の原因6つ
1,締め後入金(時間外預け入れ)
銀行の営業時間終了後に入金したために、銀行の入金処理が翌日になるものです。
2、未取立小切手
「みとりたてこぎって」といいます。似たようなものに未取付小切手がありますが、意味がちがうので気をつけましょう。
ほかの人が振り出した小切手をもらって、銀行に入れたけど、銀行側がまだ取り立てられていないので、入金がなかった、というものです。
3、未取付小切手
「みとりつけこぎって」といいます。取引先に小切手をわたし(企業側)が振り出したけど、取引先が銀行から取り立てていないものです。
4、見渡小切手
小切手を振り出して記帳していたはずが、小切手を渡すのを忘れてた!というもの。まだ自分のところ(企業側)に小切手がある状態です。
5、振込・引落未通知
銀行側に振込・引落があったけれど、通知が遅れたために企業側で未記帳になっているものです。
6、企業側の誤記帳
記帳をまちがえっちゃたこと。もちろんこの場合も修正仕訳が必要です。
企業側の誤記帳不一致を正す仕分けの方法は?
今まであげた不一致のうち、企業側が修正仕訳が必要なものはつぎの3つです!
・見渡小切手
・振込未通知
・引落未通知
反対に、銀行側の都合が原因のもので企業側に原因がないものは修正仕訳はいりません。
銀行勘定調整表の作成方法は3つ
最後に銀行勘定調整法の作成を行いますが、3つの種類があります。
・企業残高基準法
企業の当座預金勘定を規準として不一致となった取引の金額を足したり引いたりします。最後に銀行の残高とぴったりになればOKな方法です。
・銀行残高基準法
こちらは、反対に銀行の残高を規準として、不一致となった取引の金額を足したり引いたりします。最後に企業の当座預金と一緒になればOKです!
・両残高基準法
こちらは、銀行に原因があるものは銀行の勘定を足し引きし、企業に原因があるものは企業の勘定を足し引きして、お互いの勘定をそろえるものです。
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