新しい命が生まれて、嬉しいと同時に赤ちゃんとの産後ライフを楽しみにしている人も多いはず。
私もそのうちの一人でした。
が、理想と実際は大違い!
「こんなん思ってたんとちがーう!」と叫びたくなったことを紹介します。
出産前にしておくべきことも紹介しますので、ぜひ読んでくださいね。
1,「3時間ごとの授乳」=「3時間は寝れる」ではない!
授乳は一瞬で終わるだろう、と思っていた私。
ところが、授乳はそこまで甘いものではありませんでした。
まず赤ちゃんの飲む力。
母乳は特に飲む力が必要で、赤ちゃんは一気に飲めず、休憩を挟んだり、途中で寝ちゃったりと結構のんびり屋さん。
またミルクで飲ませるときには、お湯を沸かして、粉を溶かして、温度を適温に下げて、哺乳瓶を洗って、消毒して・・・と、手間暇がかかること。
私は母乳とミルクの混合ですが、新生児期、赤ちゃんに母乳を飲ませると疲れてねてしまい、ミルクを飲まないことしょっちゅうでした。体をくすぐってもなかなか起きず、40ミリリットルを飲むのに40分かかることも・・・。
そのあと寝なかったらもっと大変。寝付かせるのにさらに時間がかかることもありました。
だから授乳に1時間ほどかかった時は、2時間しか寝れなかったことも。
さらに赤ちゃんが起きるタイミングも3時間ごと、とは行かないので飲んでから1時間後に起きることもあれば、おむつを変えてほしいと泣かれたときには「授乳終わってから20分しかたってない・・・」ってこともあり、体力だけでなく心も疲れていきました。
2,頭がぼーっとしているし、考えるのがおっくうになってしまった。
細切れにしか寝ていないので、結局集中力はがた落ち。
簿記の勉強も、産前のように2時間ぶっとおし!ができなかったり、家族との会話も聞き逃したり・・・。
なくし物や忘れ物が多くなったこともありました。
一番はやる気がなくなったこと。
「今は調子でないな・・・、またでいいか・・・。」と、後回しにすることも増えました。
3,どこいった自分の時間・・・。
子どもが生まれたら、寝ているときに勉強や家事をすればいいや、と思っていた私。
ところが、赤ちゃんは不規則な時間に泣くもの。
お皿洗いや勉強の途中に泣かれると「今ー!?」と何度も叫びたくなりました・・・。
しかも授乳の時間も1時間ほどかかるし、すぐに寝ないので、寝かしつけに30分・・・。
下手したら1時間も・・・。
気付けば自分の時間がなくなる毎日でした。
4,ふらっとお出かけが難しい・・・。
まず生後1ヶ月は母体も大きなダメージを受けているので、ちょっとの散歩もしんどくなりました。
1ヶ月がたって、だいぶ体力も回復してきたので、赤ちゃんを連れて外に出かけることに。
そしたら、出かけるまでに時間がかかる!
時間がかかる理由は赤ちゃんの準備にありました。
赤ちゃんの準備
1,おむつをチェックして、汚れていたらかえる。
2,途中でおなかがすかないようにミルクや母乳を与える。
3,ベビーカーが暖かくなるように湯たんぽを入れておく。
4,お出かけ用の服や靴下を着せる。
5,マザーズバッグに不足がないか最終チェック。
事前にできることはしておいても、やっぱりかかっちゃう!
玄関に向かうとき、ウンチがたくさん出て慌てて部屋に戻ったこともありました。
お出かけは出る時間を逆算して余裕をもちすぎるくらいがちょうどいいと学びました・・・!
5,産後のギャップを解消するために、出産前にしておきたいこと
産後のギャップを経験して、私が出産前にしておきたいことを紹介しますね。
出産前にしておきたいこと
①自分にわがままに!やりたいことを、これでもかと思うほどしておく!
美術館やコンサート、映画、カフェなど大人時間を味わえるのは今だけ!
②一人になれる方法を作っておく!
気持ちがすり減ったとき用に。近くにいるなら家族や親戚にあらかじめお願いしておいて。
今は公的機関でもお預かりしてくれるので、自治体のホームページで探してみて!
私は、しょっちゅう義両親、妹、両親に預けまくってます。
③To Doリストを作る習慣をつけておく。
「次何しよう」「今日やることって何だっけ・・」と思うと、考えるのに毎回労力を使いますよね。
その分、体力も時間も削れちゃう。
そんなときにTodoリストを作ると、やるべきことが明らかになって、無駄に考える手間が省けます!
私は冷蔵庫にホワイトボードを貼って、夜旦那さんが赤ちゃんを見ているときに、明日のやることをリスト化しました。
すると、旦那さんも私がすることを把握してくれるので、「○○やってくれるんだね」と家事をねぎらってくれたり、「勉強がんばって!」と応援してくれるという、いいことも増えましたよ!
出産後、いきなり取り組むのは大変。産前から習慣づけておくと、産後も無理なくできますよ。
まとめ
産後をある程度予測できると、「ああ、こんな感じなのね。」と、心の負担が減ると思います。
産前のお休みは、「旦那さん仕事してるのに私だけ楽しむのもなあ・・・」と遠慮しちゃう人もいると思いますが、産前は最後に自分の時間がとれる貴重なものですから、悔いなく過ごしておいてくださいね。